この記事は、Amazonをあまり利用したことがない方に向けて、勘違いしがちな「よくある誤解」を紹介します。
「Amazonで注文したらすぐに届くはず」
「Amazonで購入した商品はAmazonが全て対応してくれる」
などと思っている方は、この機会にAmazonに対する誤解を解いておくことをおすすめします。
この記事を読んで、Amazonの利用で失敗しないようにしましょう。
Amazonの利用でよくある勘違いをまとめてみた
それでは早速、Amazonに対する勘違いをまとめていきます。
1.注文したらすぐに届く
Amazonのイメージといえば、まず最初に思い浮かべるのは「注文したらすぐに届く」というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
間違いではないですが、正確ではありません。
Amazonの配送には、大きく3つの配送オプションがあります。
通常配送:1日から4日
お急ぎ便:1日から3日
お届け日時指定便:表示されいる日時で時間指定ができる
お急ぎ便はほとんどの場合が、1日から2日以内に届きますが、それが適用されない場合があります。
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- コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払いの場合
- お急ぎ便対象外の地域
- Amazon以外の第三者が発送元
- 配送トラブル
コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払いの場合
この支払い方法を選択すると、注文して届くまでに1週間以上かかる場合があります。
すぐに商品が欲しいときはこの支払い方法はやめましょう。
こちらの記事で画像付きで詳しく解説しています。
>>お届け予定日に注意!勘違いしやすいAmazon配達予定日について解説
お急ぎ便対象外の地域
お届け先によってはお急ぎ便が選べない地域があります。(北海道・沖縄・離島やその他一部地域)
自分が対象なのかどうかはこちらで確認できます→お急ぎ便が利用できない地域
Amazon以外の第三者が発送元
Amazon以外の企業や個人の出品者が、直接注文者へ発送する商品があります。
その場合、お急ぎ便が利用できないことが多くあり、遅い時は1ヶ月以上かかることもあるので要注意です。
配送トラブル
商品を注文して、100%無事に届くわけではありません。
商品発送後、配送中に紛失・破損・誤配など、トラブルが発生することもあります。そうなった場合、Amazonでは商品代金を全額保証してくれますが、待ち時間については保証してくれません。
至急必要なものだったのに、トラブルがあって間に合わないなんてこともあります。
注意
- よくある勘違い:Amazonで注文したらなんでもすぐに届く。
- 正しい認識;すぐに届かないケースがある。
2.Amazonで購入したものは、全てAmazonが対応してくれる
Amazonサイトで販売されているものは、Amazonで売っているのだから、全てAmazonが解決してくれる。
そんな期待を持っていませんか?
もちろんAmazonが解決してくることがほとんどですが、Amazonでは対応できず、自分でなんとかしないといけないケースもあります。
それが、Amazon以外の第三者(出品者)が発送している商品です。
Amazonが発送している商品は、基本30日以内であればAmazonで対応してくれますが、Amazon以外の第三者が発送する商品は、Amazonサイトの「出品者連絡ツール」というもので、自分で出品者に連絡する必要があります。
自分で連絡しても出品者から連絡が返ってこない、やりとりしても問題が解決しない。ということになって初めて、Amazonに対応を依頼することができます。
注意
よくある勘違い:Amazonで購入した商品だから、なんでもAmazonが対応してくれる。
正しい認識:自分で出品者に連絡しないといけないケースもある。
3.返品したら全額返金される
Amazonには30日以内返品保証がありますが、返品したら減額されて返金されたというケースがあります。
実は、返品して全額返金されるのは、「商品の不具合」や「違う商品が届いた」というようなAmazonが全面的に悪い場合。
Amazonが悪いわけではなく、自分が「間違えて注文した」「他のサイトでもっと安いものを見つけた」などの自分都合の理由で返品する場合は全額返金されません。
その場合、
- 商品の梱包を開封していなければ、送料を自分負担で送料以外を全額返金。
- 商品の梱包を開封していると、送料を自分負担で、商品の半額が減額。
注意
- よくある勘違い:Amazonに返品したら全額返金される。
- 正しい認識:自分都合の理由で返品したら、減額される。
返品する場合は、返品する理由と減額される金額も考えて返品しましょう。
詳しい返品後の減額については、こちらの記事で解説しています。
>>Amazon 返品で返金額が減額されている!?返金の内訳について解説
4.置き配設定をしたら必ず置き配になる
Amazonで商品を注文すると、標準設定が「玄関前に置き配」になっています。
はじめてAmazonを利用する方は知らなかったと思いますが、Amazonで注文したことがある方は知っている方がほとんどだと思います。
では、Amazonで置き配を設定しても、置き配されないケースがあるのは知っていますでしょうか?
置き配されないケース
- 配送業者がAmazon配送以外
- 郵便ポストに入るサイズの商品
- 配達員のミス
ひとつ一つ解説していきます。
配送業者がAmazon配送以外
Amazonで注文した際、主に配送される配送業者は以下の4つです。
- Amazon配送
- ヤマト運輸
- 日本郵便
- 佐川急便
Amazonで商品を注文するときに、置き配設定が反映されるのは「Amazon配送」のみ。
(Amazon配送:Amazonが直接委託している配送業者もしくは個人委託のドライバーのこと)
他の配送業者になると、置き配設定は反映されません。
なお、ヤマト運輸が置き配する場合がありますが、それはAmazonの設定とは関係ないので、ヤマトのサイトで設定する必要があります。
郵便ポストに入るサイズ
スマホケースや書籍など、郵便ポストに入る大きさの商品を注文した場合は、置き配設定をしていたとしてもポストに投函されます。
今後どうなるかは分かりませんが、2022年3月25日現時点では、ポスト投函以外の選択肢はありません。
配達員のミス
- 置き配に設定したのに直接手渡しされた。
- 不在で玄関前に置かれず、持ち帰られた。
自分は置き配設定をしており、Amazon配送なのに置き配されないことがあります。
これは、完全に配達員のミスです。
Amazon配送は、個人委託のドライバーなどしっかりと教育されていない配達員もいるため、このように指示が守られないことがあります。
そういう時は、今後のためにもAmazonカスタマーサービスへ連絡しておきましょう。
注意
よくある勘違い:置き配設定をしたら必ず置き配になる
正しい認識:置き配設定が反映されないケースがある
5.支払い確認で注文履歴を確認している
Amazonサイトでクレジットカードを利用して注文すると、カード会社から利用明細が届きますよね。
書面ではなくアプリで確認する方もいると思いますが、カードの利用明細を見るとAmazonの注文は「Amazon.co.jp」と記載されているだけで、どの商品の支払いなのかが分かりません。
そんなときみなさんは、注文履歴を開いて確認していませんか?
注文履歴だと、確認するのにかなり時間がかかります。
そこで確認してほしいのは、「取引履歴」という場所です。
取引履歴の直リンクを貼っておきます。→https://www.amazon.co.jp/cpe/yourpayments/transactions
詳しい確認方法はこちらです。
アプリの場合:
画面右下の「人のマーク」をタップ>「アカウントサービス」をタップ>「お客様の支払い方法」をタップ>「取引処理」をタップ
スマホサイトの場合:
画面右上の「人のマーク」をタップ>「アカウントサービス」をタップ>「お客様の支払い方法」をタップ>「取引処理」をタップ
PCの場合:
画面右上の「アカウント&リスト」をクリック>「お客様の支払い方法」をクリック>「取引処理」をクリック
注意
- よくある勘違い:支払い確認で「注文履歴」を確認する
- 正しい認識:支払い確認で「取引履歴」を確認する
Amazonを上手に使いこなそう!
Amazonで勘違しがちなことを5つ選んで紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
Amazonをこれから使おうと思っている方や、すでに利用している方も、勘違いしていたことはありませんでしたか?
Amazonは今では生活に欠かせない一部となっています。
非常に便利ですが、いろいろなサービスを展開している分、一つ一つの仕組みや操作がわかりづらくなっていると思います。
そのわかりづらい部分を、このサイトでかみ砕いて皆さんにお伝えできたらと思っています。
以上、Amazon利用で失敗しないための勘違いしがちなこと5選でした!
ここまで読んでいただきありがとうございました。